楠見先生からのメッセージ

演劇ワークショップ参加者の皆様。
連日の稽古、おつかれ様です。
そして、お元気様です(このフレーズが気に入ったので、最近頻繁に使わせて頂いています^^)。
図書館交流プラザの野本です。


本日、演劇ワークショップ講師の楠見彰太郎先生より、参加者の皆様へのメッセージを頂戴いたしました。
先生のお言葉を噛みしめ、引き続き稽古を顔晴っていきましょう。
私も決して出しゃばらず、引き続き皆様をサポートさせて頂けたらと思っております。


では、以下原文です。



愛しの参加者の皆さまへ

楠見彰太郎です。

いよいよ今年も、りぶら演劇WS発表会本番が近づいて参りました。

あと少し残された時間、皆さんが一丸となって、目標である【大成功】に向けて思いっきり走って頂ける事をお願い致します。

演劇=芝居は、アンサンブルがとても大切です。

【自分】はもちろん大切ですが、【同じ道を一緒に走っている仲間】たちが大切です。

時には【個】の事情を融通し、【仲間】の為にということも大切な時があります。

その中【仲間】には表舞台に立つ【出演者】だけではなく、発表会を影で支えてくださる【裏方さん】、つまり【スタッフさん】の存在もあります。

応援して頂ける【スタッフさん】が居なければ、いくら役者が頑張って芝居しても何も出来ないですよね。

このブログだってそうです。

これは、楠見のような俳優は必ず自覚していなければならないのです。

現在公開中の映画【飛べ!ダコタ】でも、嵐の日本海など、命懸けの撮影をして頂いたスタッフがいなければ、あの感動して頂ける映画を作ることは出来ませんでした。


こういう事も参加者の皆さまに【実体験】して頂くことも、【りぶら演劇WSの本分】なのです。

お互いを信頼し、お互いを思いやり、お互いに助け合い、お互いを励まし合ってこそが【りぶら演劇WS】の本道だと思います。

演劇を通じて、この【絆】を体験して頂けたら嬉しいです。

その為に楠見は皆さまの背中をちょいと押しているだけ…
走り出すのは皆さん自身。

さぁ、ラストの坂道はあとちょっと。

全員笑顔で【完走】しましょう!