言霊の国

わんばんこ^^
夜行性ののもっちょでござる。


次回の稽古までの繋ぎに、ちょっと書き書きいたします〜。


先日の書き込みで、「人は誰しも、好むと好まざるとに関わらず、自分が思い描いたことを現実の世界に引き寄せてしまう能力がある」ということを書きました。
今回は、それに関係のあるお話を書かせて頂こうと思います。


演劇ワークショップとは、全く関係の無い内容です。すいません。


皆さんは、「言霊」って知っていますか。
「ことだま」と読みます。


日本は「言霊の国」なんです。
昔から日本人は、言葉には魂が宿っていると信じてきました。
自分が発した言葉に、魂が宿っているという考え方です。日本語って、奥が深いんですよ。


疲れた時に、「疲れた〜」って言ってばかりいると、本当に疲れちゃう。本当はもっと頑張れるのに、疲れた気持ちになっちゃうんです。
だから、疲れた時には「まだまだ!」 とか、「このくらい、どうってことないよ」って言ってみてください。やせ我慢している訳じゃないんですよ。


もし、辛いことや悲しいことが有ったら、「楽しいねぇ」「幸せだねぇ」と独りでつぶやいてみてください。
心でそう思っていなくてもいいんですよ。心では泣いていても、前向きな言葉や肯定的な言葉を発してみてください。
最初はそう思っていなくても、次第にその言葉のとおりに思う様になります。それが、言霊の力です。
心は後から伴います。初めに言葉ありき、なんですよ。


これは、科学的にも解明されていて、人間の脳は、自らが発した言葉に相当する出来事を探し出そうとします。
「楽しい」とか「幸せ」って言うと、楽しいことや幸せなことを探し出そうとするんです。
普段から、前向きな言葉や肯定的な言葉を喋る癖を付けると、自然にそういうことに目が向く様になります。
常に感謝の多い人、ちょっとしたことにも感動出来る人って、そういうことの出来る人なんじゃないかな。


「あの人、口は悪いけど、中身はいい人だよ」
それ、嘘ですよ。口の悪い人って、大概は心も荒んでいる。その人の内面が、言葉となって現れるから。
本当に中身がいい人なら、自然に愛の有る言葉が出てくるものです。


もし、自分の心が荒んでいて、嫌だなって思っているのなら、言葉から変えてみてください。
次第に、心も変わっていきますよ。自分が発する言葉のとおりに。


日本は「言霊の国」です。
せっかく言霊の国に生まれたんだから、言霊の力を最大限利用しましょうよ。
ねっ!