閑話休題

本日はお休みを頂いているのもっちょです。

次回のレッスンまでの繋ぎ・・・になるかどうか分かりませんが、遅ればせながら自己紹介の記事を書かせて頂こうと思います。

アップする写真もないし、つまらない内容ですので、スルーしてくださっても一向に構いません。


私が図書館交流プラザへ配属になったのは、一昨年のことです。
昨年度から自主事業に携わる様になり、そして今回初めて演劇ワークショップを担当させて頂くことになりました。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


Libraに来る前の前に、羽根町のシビックセンターにおりまして、そこでクラシックのコンサートを担当していました。
あっ、自分で演奏する訳じゃないですよ。
コンサートの企画運営の仕事です。

あの時の経験が、僕の原点なのかなと思っています。

子供の頃から音楽が苦手で、音楽とは無縁の生活を送ってきた僕ですので、シビックセンターに配属になった当初は戸惑いました。

でも、次第に音楽の世界に引き込まれていく自分がいました。
特に、終演後にお客様が満足そうな笑みを浮かべて帰っていかれる姿を見ると、自分が演奏した訳でもないのに、「ああ、よかったな」という気持ちになりました。
そこには、普通の公務員の仕事では得られない達成感とやり甲斐がありました。


そしてLibraに来て、ジャンルは異なるものの、再びコンサートの仕事をさせて頂けることになりました。

シビック時代から、「これが自分の天職なんだろうな」という気持ちでやっています。

無論、楽しいことばかりではありません。
常に仕事は山積みだし、主体性、状況判断能力、的確な指示能力、責任感等を、高いレベルで要求されます。
知恵と汗を同時に出さなければならない、厳しい世界です。

でも、この仕事が好きだと思えるから、大変な状況であっても辛いと感じることはないんです。
やっぱり天職なんでしょうね。


それにしても、音楽が苦手だった僕が、今こうして音楽に関わる仕事に携わっているということは、昔の自分からは想像がつきません。

同じく、僕は子供の頃からスポーツが大の苦手でしたが、今では趣味でウェイトトレーニングをやっています。
これもまた、昔の自分からは想像がつかないことで、人生って先のことは分からないものだなぁと、つくづく思います。


実は、中学生の頃にいじめを受けた経験がありまして、その時の悔しさと、弱虫の自分と訣別したい一心で、空手道場の門を叩きました。高校二年生の時のことです。

その道場は、いわゆる実戦空手であり、寸止めではなく普段の稽古から本気で殴り合い蹴り合います。
だから、稽古の度にボコボコになって帰ってきました。
ボコボコにされた分、こちらも相手をボコボコにしましたけど。

いえ、別にいがみ合っている訳ではないんです。
お互いに相手を尊重し合い、本気でぶつかっていく。実戦空手の稽古とは、そういうものなんです。


空手は高校、大学と続け、四段まで行きました。
今はもう辞めましたから、空手四段というよりも、空手冗談とでもいいましょうか。

その後、ウェイトトレーニングを始め、今に至ります。
ウェイトでのこれまでの記録は、ベンチプレス140kg×4回ですね。


余談ですが、「のもっちょ」というニックネームは、この体型に由来します。
「のもと」+「マッチョ」で、のもっちょです。

ただ、最近は忙しさを口実に慢性的なトレーニング不足に陥っており、のもっちょを名乗るのがはばかられる程に、身体が萎んでしまいましたが。


だいぶ脱線してしまいました。

今回、初めて演劇ワークショップを担当させて頂いている訳ですが、コンサートの仕事で学んだこととは異なることも多く、日々手探りで仕事を進めています。

「自分に出来ることは、どんなことか」、「受講者の皆さんが稽古し易い環境を整えるには、どうすればいいのか」ということを考えながら、試行錯誤の毎日です。

悩んで、迷って、行き詰まった時には、楠見先生にアドバイスを求め、何とかこれまでしのいできました。

手探りと試行錯誤ゆえに、配慮が足りなかったり、反対に余計なことをやり過ぎてしまったりということもあるかもしれません。
でも、気持ちは皆さんと同じ方向を向いています。
また、皆さんの稽古に同席させて頂き、皆さんの熱気を肌で感じるにつけ、担当して良かったという気持ちが湧いてきます。

「皆さんのお役に立つには、自分は何をすればいいのか。何が出来るのか」
そんな風に考えるのは、コンサートの仕事にも通じることです。


10月14日の舞台公演の成功に向けて、及ばずながらバックアップさせて頂きます。
どうぞ、引き続きよろしくお願い申し上げます。



あ〜、たまに真面目な文章書くと、肩こるわぁ〜。
次回からは、またお気楽にいくでござるよ^^

おしまい。